同棲したら強制的にミニマリストになった件(ミニマリストのメリット3つ)
同棲したら強制的にミニマリストになった件
先述したとおり、2017年4月から1年間という約束で同棲をしている。
今回は同棲するにあたり、副次効果である「ミニマリスト」になった話をする。
そして意外とミニマリストになる過程が、同棲にとてもいい効果があったのでおすすめしたい次第である。
家が狭すぎて強制ミニマリスト化
同棲する前は、28平米(8.6畳※キッチンは廊下)の1Kに一人で住んでいた私。
ウォークインクローゼット・床下収納付きとあって、正直手に余る広さであった。
特に物を捨てる必要性に駆られなかったのである。
ところが彼氏と住むというのに、31平米の家に住むことになってしまった。
7.6畳(※キッチン込み)+2.9畳寝室(!)という破格の狭さである。
当然ながらクローゼットもほとんどない、床下収納など以ての外である。
何故そんな家に...と言われればそれまでである。
でも当時は条件に合う家がそれしかなかったのだ。
東京の家探しの厳しさを痛感した次第である。
厳格なミニマリストではないけれど、意外と同棲生活にとっていいことがいっぱい
調べたところミニマリストの厳密な定義はどうやらないらしい。
しかし大体私の中ではこんなイメージである。
①アメリカのちょっとローカルなところとかで、本当に最少もので生活している人。あと一歩でヒッピー。
②最近の日本の主婦に支持される感じの、無駄なものがなく整った生活をしている人。
別名無〇良品リスペクトさん。
残念ながら東京住まい20代なので①はなし、ものぐさな私としては②も遠く及ばない話である。
でも個人の生活としては勿論、他人と家族になることを一応目指した同棲生活にとってもいい効果が多かったように思う。この記事では主にその点を紹介する。
効果1:見えない無駄な支出を見える化・処分できる
ものを溜め込むことは一概に悪いことではない。
しかし肝心なのは、ものを溜め込む=コストがかかるということを忘れがちになることだ。
レンタルスペースなど最たるものだが、かくいう私もゴミ袋にして20袋分の服や物、シングルベッド、壊れていた電気スタンド、椅子、ビーズクッション型ソファを淘汰した。これらがもし元々家になかったら、たぶん28平米の家はいらなかっただろう。
ましてやそれが二人分となると、金額換算すると無視できる内容ではない。
効果2:相手の無駄に対するストレスが溜まらない
その上、どれがいるものかいらないものか、他人からは判断ができない。
結婚しようが同棲しようが、物の処分の最終決定権は本人にあるのだ。
だからこそ、必要性に駆られてお互い必死でやらない限り、無駄なものは滞留する。
滞留すると「相手の無駄に対するストレス(これいらないようにしか見えないけど、なんでこの家にあるの...?)」が発生するのだ。
それを、引っ越してきた直後に強制的に、膿を出すことになる。ストレスを吐き出しきった段階で同棲生活をスタートできるので、その後の生産的な話し合いや生活に時間を割くことが出来る。
効果3:課題を明確にし、ポジティブに話し合うの機会の創出
私たちは共通の友人が多いこともあり、家に人を呼ぶのが好きである。
とっても狭い家だけど、家に人は呼びたい。ゆったり過ごしてもらいたい。
そうするためにはどうしたらいいか、家具の必要性は、なんとか収納を創出できないか、1cm単位で家具の大きさを測り、何度も話し合いを重ねた。どんな生活がしたいか、こちらも強制的に話し合うことになるのだ。
しかも、収納を増やしたり広く見えるようにと、アイデアを出すことが求められる。
普通にデートするだけでは、こういう機会はあまりないように思う。
自分の生活を強制的に・短期間で振り返り・新しいアイデアを出す。家族になるかもしれない人と、冷静にお互いのスタンスを表現しあう。
同棲することに加え、狭い家に住みミニマリストになる(笑)ことで、無駄な支出を減らし、新しいアイデアを出していく。とても生産的な方法だと思うのでおすすめする。