総合職女子よ、これでええんや!

総合職女が、自分の納得できる夢を掴むまでのライフハック・活動ブログ。大企業・(今は)東京勤務。

20代女子、入院を乗り切れ!持ち込むとQOL爆上がりするもの3選

四半世紀も生きてれば病気もするわな。

100歳で亡くなるお年寄りがいるとしよう。

そのお年寄りが、命に係わる大病にかかることが、御年100歳のそのたった1回ということはなく、3・4回くらいそれなりの病気にかかっていそうだ、というイメージくらいはみなさんもすると思う。

要は確率論の話で、25年に1回くらいそれなりの病気にはなるやろ、という話である。

 

入院中のQOLは持ち込むもので爆上がりする

大企業総合職勤めの私、2017年8月15日現在、有難くも夏休みである。夏休み、かつ入院中である。

検査入院の結果、一刻を争う病状ではなかったため、7月と8月の業務閑散期を狙って治療にあたることにした。夏休みと年休全投下である(病休も取れたけどやめた)。

友人たちのfacebookなどを見ると心の中では涙が止まらないが、25年生きてきて初体験の夏休みスタイルなのでこれはこれで楽しんでいる。

しかし楽しむにも資本というか資源が重要だということを痛感する。横のおばあさんなどはテレビカードがなくなった瞬間にミイラと変わりないのではないかと思うほど一日中寝ながらテレビを見ている(ちなみにイヤホンをしない)のだが、何も持ち込まないと老若男女問わず同じ目にあう。それが病院である。

今回は現代女子がもしも入院した際に、それなりに楽しんで過ごすためのグッズを実体験をもとにお伝えする。加えて、自分で持っていってもよいが、他人に持ってきてもらって非常にうれしかったものもあったので併せてご紹介する。

当然ながら病状・環境等でかなわないものもあるだろうと思うので、都度病院に確認をお願いしたい次第である。

重要度★★★★★:ポケットWi-Fi(速度制限のないもの)

 これを持っているかどうかでQOLが様変わりする!

病院に患者用のWi-Fiがあれば別だが、速度もそこまで望めないので、1週間以上入院することが事前にわかっている方はぜひ契約をしてから入院することをおすすめする

ポケットWi-Fiのメリットは、パケットが使い放題になることである。

そうなると以下のような選択肢が出てくる。

・動画配信サービスが利用できる(Youtube/Amazonビデオ/hulu/Netflix etc...)

・通信対戦系のゲームが出来る(Nintendo 3DS,Switch/PlayStation Vita etc...)

・ノートPCでインターネットが使えるようになる(ブログ更新もこれのお陰で出来ている)

現代っ子のだらだら休日をそのまま病院で再現できる。ある意味病院のベッドが天国になること請け合いである。

「えー、でも1週間のために違約金とかもったいなくない?」という声も聞こえて来そうである。感想はごもっとも、性根はケチな関西人の私もいらっとはするところだ。

だがここが病院で自分が入院患者であることを忘れてはいけない。資本主義の原理よろしく、競合がなく需要があるサービスは価格がとかく高いのだ。

何が高いってテレビ。テレビカードは基本的に1分1円、60分ドラマ1本見るだけで600円取られる。そんな投資をする気持ちでドラマを見ている現代女子を私は知らない。

動画もゲームもネットもし放題、いつ見るものを切り替えても追加料金はなし、と考えれば、月額4,000円くらい+違約金10,000円+諸経費1,000円=15,000円、1週間で日当たり2,000円の娯楽と考えれば価値は十二分にあるというのが暇を持て余した入院患者の率直な意見である。持ち込みを強くおすすめしたいところである。

だいたいよくわからない飲み会で3,000円だの5,000円だの使っているんだから別に払えるやろ、現代女子よ。

重要度★★★★:タコ足(テーブルタップ)

地味だがないと非常に難儀するので書いておく。

私が今回持ち込んだもので、充電が必要なものを紹介すると、

スマートフォン

・ポケットWi-Fi

・ノートPC

Nintendo Switch

4つもある。しかも全て同時並行かつ枕元で使いたいのだ。

同時に充電して、かつ枕元までの長さを担保しようと思うと、タコ足万歳!となるわけである。証拠に、隣のおばさんも欲しがっていたし、売店には常においてある(需要があるんだろう)。これこそ入院のために買うのも馬鹿らしいので、少なくとも4つ以上、出来れば8つくらい穴があるタコ足の持ち込みを勧める。

重要度★★★:電子書籍か雑誌が長時間読める環境(Kindleまたは雑誌読み放題アプリ)

ぶっちゃけスマートフォンがあって、パケットの心配がなければ、電子書籍が必要かどうかは人によるところである。

だが賭けてもいい、誰しも一度は思うのだ。「こんなに時間があるなら本でも読もうかな」と。

いや大体本を持ち込む人は多い。しかしさらに賭けてもいいが、あっさり読み終わるか読む気をなんとなくなくすかに二極化し、いずれにしても暇になる。

そしてさあ暇だ、本でも読みたい、と思ったとき、売店に置いてある本というのはものっすごく退屈なラインナップ、かつ無理に買っても帰るときには恨みたくなるほど荷物になるのだ。

<あっさり読み終わったしまう派=本を熟読出来るタイプ>の方におすすめなのが、電子書籍を読める媒体の持ち込みだ。スマートフォンでもOKだが長時間読むのにどうにも向いていない人はKindleとかを持ち込むとよい。本を熟読出来る人は眼が疲れないように対策して、好きなだけ本の虫になるとよいだろう。当然いつでも本をDL出来るネット環境の整備は前提となるので注意されたい。

 

<普段本は読まない、本を持ち込んでも飽きてしまう気がするタイプ>の方(私はこれ)におすすめなのは、雑誌の読み放題アプリ・サービスの活用である。

 経験上、入院中にほしいのは、視覚的に楽しませてくれるものだ。周りは入院患者と看護師さん、清潔かつ無機質な壁ばかりなのでなにせ視覚的に飽きるのである。

そういうとき、雑誌は強い味方だが、1冊あたり高い上に大変な荷物になる。

1か月無料なんてサービスもあるので体験として使ってみることをおすすめする。

 

いかがだっただろうか。周囲に入院する方がいらっしゃったらぜひアドバイスして差し上げてほしい。

昏々と眠り続けるわけでない限り、入院中は刺激に乏しく、社会と隔絶された気持ちになって沈みがちだ。楽しんで過ごしてもらえるといいなと思うばかりである。