時代はテレワーク:ゆとり総合職女子、在宅勤務やってみた
夏休み→在宅勤務、全力のゆとり
皆様本日もお仕事お疲れ様です。今日から復帰戦という方も多かったのではないでしょうか。定時に帰れた方がどれだけいるのか...全く心配な限りである。
かくいう私は今日から勤務ではあったものの、免疫力が著しく低下しているということで、1週間在宅勤務をすることになり今日はその初日。世代的にもやっていることも全力でゆとりである。
奇しくも朝は東西線が止まっていたので、人混み厳禁の身には本当に在宅勤務で有難いと思う次第である。先日7月24日ののテレワークデイには恩恵に預かれなかった私は今回テレワーク初体験であるので、感想を述べていきたい。
しかし亡くなった方のご冥福をお祈りしたい。
こんな日の朝に亡くなるなんて、会社員としては理由はひとつしか思い浮かばない...
在宅勤務のメリット①:社会にいてもいいんだっていう安心感
やってみて一番に思ったのは、家のことを気にしなければいけない人には大層いい制度だということ。
当然ながら、介護・子育てしながら働く人が最たるものだろう。はっきり言って効率は悪いけど、出来なくはない。
家にいても少しでも出来ることがある、と思えることは、いろんな事情でフルで働けなくなった方に、やめるかやめないか、みたいなゼロサムの状況を産まずに済み、社会にいてもいいんだって感覚を与えるように思う。
私みたいな期間限定の人間ですら、丸3週間働かないのは本当に不安だったのだから、先の見えない状況の方はどれだけ救われるだろうかと思う。
在宅勤務のメリット②:暮らしが丁寧に、豊かになる
昼休みに家にいることが出来る・業務が終わった瞬間に家なので、移動とか身支度とか考えれば普段に比べて2時間くらい時間が空いたことになる上に、家事関係で思いついたことはさっさとやってしまえる。
昼ごはんは今日は昼休み時間に作って食べ、しかも夕飯の下ごしらえまでした。
そういえばと思っていた食洗器の設置の電話をようやくかけられた。
夕飯を作るべき今はブログを更新している。元気ならば習い事だって行けるだろう。
働く時間は変わらないのに。イノベーションだと思う、これは。
在宅勤務のメリット③:考え事に向いている
他人に話しかけられる時間が最も少ない働き方の一つなので、集中して計画を練ったり、一人で黙々と作業するのには向いている。
私の業種はとにかくミスが許されないので確認事項が多いが、本当に最低限の電話が来るだけで、今日は上司が渡してくれた事業計画案の立案に勤しむことが出来た。
この業務を渡してくれた上司に本当に感謝したい一方、向いている仕事のひとつだとおも思った次第である。
在宅勤務のデメリット①:業務内容を選ぶ
在宅勤務で一番だめだろうな...と思っていたのは対人コミュニケーションだろうなと思っていたがそうではなかった。
現段階で一番「これはきつい」と思ったのは、目視確認。
モノの目視確認が必要な業種は結構厳しいと思った。いや別に書類についてはスキャンして共有すればいいし、モノだって写真に撮ればいいんだろうけど、その手間は結構大変だ。オフィスで仲間が頑張っているなら猶更言いづらい。
全てのドキュメントがペーパーレスなだけでなく、モノの確認についてもデータで行える働き方になれば、在宅勤務はもっとやりやすくなるだろう
在宅勤務のデメリット②:家のもののせいで気が散る...けどこれだめ?
どうしても他のことが気になったり、やりたくなったりする!
いや、これを言ってしまったらそりゃ一番ダメな理由はこれなんだけどもね。
個人的には敢えてそりゃそうだろ、だから何?別によくない?と開き直りたいところ。
だって「家庭・健康等と業務との両立」を考えてるんやろ...
程度の問題は勿論あるけど、基本的に家庭・健康と業務の同時並行のための制度なので、家庭にいる!だけど一切家庭のことは触らない!気にもしてはいけない!!って無だし目的適ってんのそれ?って感じである。
「今日はここまではやり遂げます」って上司に事前に宣言しておくとか、基本的に残業しないことを前提にするとか、カバーの仕方はあると思う。
ちなみにテレワークデイに参加した相方はこれが本当にきつかったらしく、あと一歩でオフィスに走っていきそうになったらしい。おいおい。
まあ性分として合わない人は、なるべく出社したほうがいいとは思った。
まとめ:結構いい。「やり遂げるための工夫」は必要。
個人的にはどんどん促進されるべきだと思うくらいよかった。最後言うとすれば、あくまで本来の仕事スタイルの補助的な位置づけとして考えられがちなせいか、なんとなく業務に達成感が乏しくなりがちかなと思った。
今日やるべきことは列挙されていて、それなりにやったし、時間は効率的に使えた。
しかしそもそも業務内容がタイトではない内容になりがちなんだろうと思う。ちゃんと業務をカテゴライズして、在宅勤務という環境により適した業務をそれなり負荷かけてやったら、もっといいんじゃないかと思った次第である。
なんせ、皆さんも機会あらば方はやってみたほうがいい。移動がない、人の顔を見ない、集中して作業に臨み、お気に入りのマグカップでコーヒー。
都会生活が劇的に変化すること請け合いである。