総合職女子よ、これでええんや!

総合職女が、自分の納得できる夢を掴むまでのライフハック・活動ブログ。大企業・(今は)東京勤務。

総合職女子よ、どうせ働くなら日のあたる部署・場所で...でないと数年無駄にすんで

業務内容が同じでも、日の当たる部署・場所かどうかで全然違うよな

半日通院・半日在宅勤務ライフ最終日を迎えました。

効率いいとこ、悪いとこあるけど、楽しんで特殊な期間を過ごせていい経験になりました。みんなテレワークやろう。

 

さて入院中~テレワーク期間、やっていたことの一つに、育成系の課題があったのです。まあ自分で黙々と考えて、上司に見てもらって提出なので、大変テレワーク向きの作業と言えるでしょう。

しかし書いていてつくづく感じたのは、「業務上は似たような内容のことをやっている場合は、注目されやすい部署・場所にいるかどうか。それで成長できるか・チャンスが与えられるかどうか、大企業だと全然違ってくる」ってこと。

果たしてどういうポイントに注目すれば大企業でよい環境を手に入れられるか?

周りの同期も同時並行で執筆していたので、今回はそれも参考にしながら、思うところを書いていきたいと思います。

 

ポイント①:全社戦略に掲載されている部署・場所かどうか

大企業総合職だと、上の考えなどわかっていなくても、ある程度雇用・労働環境について保障されながら働くことはできます。

しかし、大企業で働くこと自体ではなく、きっちり世間で通用するスキルを身に着けていくことを目的にしようと思うと、上司に「こいつは見込みがあるから、いろんなことを身に着けさせよう」と思われるように振舞わなければなりません。

ではどうしたらよいか?

簡単に言うと、全社的に注目されている部署に行けばいいのです。

 

理由は2つ、

①ルーティンワーク以外の仕事が確実に求められるから

力と人脈を買われた上司がそこに集中するから

当たり前といえば当たり前ですが、会社としてそこに力を入れる価値があると判断した、だからみんなここに対してはコミットしてくれ、という部署・場所があったとします。

そこにはまず、今まで何かしら成果を残してきた実力ある管理職が集中登用されます。

新管理職は、今までとは異なる質の成果を求められて登用されています。

ルーティンワーク以外の新たな取り組みを実施することが上司の至上命題...これにに協力してくれる部下を求めているのです。

よって、この管理職の下にいれば、必然的にルーティンワーク以外の仕事の機会・予兆が与えられます。若手はまずこのチャンスの多い環境に身を置くべきなのです。

注意しなければならないと思うのは、やっている業務内容で選んではいけないということ。

例えば、私は営業なので例にとると、別に営業をやっている部隊などいくらでもいるのです。しかし「営業」だからどこに行っても「営業」のスキルが遍く身につくと思ったら、それは大きな間違いだと思います。

同じ営業でも、注目されている部署・場所かどうか、そこにいる上司の質で、PDCAの意識や切迫感が違います。また、営業だけやっていると思っても、注目される部署であれば、部署の垣根を超えた話が舞い込んでくることもしばしばです。

その環境で頑張っていれば、自ずとただ営業をしているだけではなく、新たな取り組みに対応できるためのスキルを身につけることが出来ます。また、上司もそれを応援してくれるでしょう。

さらに言うならば、「実力のある上司のもとで、今注目されている部署で、これだけのことをやった」というのと、「普段はこんなことをやっている」と書くのでは、人事への見え方、というより人事がピンとくるかどうかが全然変わってきます。

人事も人間ですから、「あー!あの今大変な部署で、実力のある〇〇課長の下で、これだけ頑張ってるんだね!うんうん、頑張ってるね!」となるわけです。

そうすれば異動など、大きなステップを踏む段階で、扱いが全く異なってくる(はず...)と思います。

 

ポイント②:お客さんが多い・強い場所かどうか

全社的に注目される部署というのは、往々にして各拠点にそのためのグループ(部・課)が形成されることが多いですね。

ではその中のどこに行っても同じか?というと、これまた全然違うと感じました。

一番確実なのは、「お客さんとなりうる法人・個人の数が多い/または1発当てれば利益額の多い」部署・場所です。

例えば同じ営業でも、農業機械を売るのに東京にいては愚、北海道に行くべきです。

かといってオフィス向けの製品を扱うなら、大都市圏に居たほうがいいでしょう。

自動車業界に対して営業をするなら、一番波及効果の高いT社とかH社の営業部隊のほうがいいですね。

何故ここを気にするべきかというと、お客さんの数・規模に応じて仕事というのは生まれてくるものだから。

仕事が多ければ、自分に振ってくるチャンスの数も自然と多い。寡占業界なのであれば、質の高い案件が降ってくる可能性を高めるべきです。

チャンスの物量・質をこなしていれば、いくつか失敗してもリカバリーの機会が与えられます。結果として、チャンスをものにして成功した、といいやすくなるわけです。

 

ポイント③:結果が3年以内に出るかどうか

若手限定のようでそうでないと思うのは、結果が出るのに死ぬほど時間がかかる部署に行くと、実力がついたのかついてないのか、その事業は成功したのかしていないのか、「判断・測定不可」の状態になります。

これは個人的には、若手のうちは非常に危険だと思います。

自分が何を、何のためにやっているのか、わからなくなってくるからです。

目安は業種や取り扱い製品にもよりますが、3年かなと思います。

何故なら大方の企業の事業計画が3年~5年スパンで組まれているから。そのたびに①で書いたような、部署・上司の大移動があるからです。

その流れの中で変化していける人材出ない限り、スキルを着実に身に着けていくのは難しいかと。

逆にこのモチベーションがなくともずっとやっていける自信のある方は、ある意味企業内のスペシャリストに向いていると思います。

10年かけて大山に取り組むことの出来る人材は、大企業は決して手放さないし、間違いなく(遅いかもしれませんが)出世するでしょう。

 

いかがだったでしょうか、記念すべき20本目の投稿は少しだけ長くなりました。

似たような仕事をしていても、なんだかモチベーションや周りの環境があっちとこっちで全然違うな...ということ、3年ほど働いてきて見えるようになってきました。

何が違うのかな、と一人でぼんやり考えた次第です。

みなさんは、こういうポイントに気を付けたほうがいい、と思うことはあるでしょうか。

ぜひシェアしてもらいたいと思います。