食べることは生きることシリーズ：総合職女子、好きなものを追いかけはじめる

どれだけお金をかけても、何時間やっても苦にならないこと、やってやろう

このブログの目的は、「総合職の女が自分の納得する将来に向かって挑戦したり、挑戦の途中で日々を楽にする過程を記すこと」である。

ライフハックばかり多めのブログになりつつある最近だが、ひとつ挑戦をしてみようと思う。本格的に、食べることについて一つずつ学んでいこうと思っている。

社会人になってお金を持って、人より食にお金を使っている自分に気が付いた。

それも、別にひたすらに高い料理を食べることを目的にしているのではない。より美味しいもの、出会ったことのない食材の組み合わせ、かけた時間やこだわり、お皿やお店の雰囲気...そういうものを「探求」して、しかも「真似をしてみた」り、「実験してみたり」している自分に気が付いた。

これは20代女子がフォトジェニックなお店を探して行くのとは、どうにも違うような感じがしてきたのである。いわゆる研究家とかそういう目線に近い。

本当に味や食卓を追求することが好きなんだと気が付いた。

かといって別に「調理師」になりたいわけじゃない

「好きなことで、生きていく」

「勉強するなら金をもらって勉強しろ、お客さんの要請に応えていくことで学ぶことがある。好きなことは金を払ってやれ、仕事にすると自分の自由が利かなくなる。」

全くどっちも言い得て妙だと思う。後者の理由で今の通信系の会社には入った。会社にでも入らないと、一生勉強しないしわからないままだと思ったからだ。そしてその選択はある意味正しかったと言える。まあ、その分野自体に（≠仕事）情熱を傾けようとは全く思わないわけだが、一方で一般人よりよっぽど知っている状態にはなった。シューカツ当時の私の目論見は凡そ当たっていたといえる。

一方料理が好きだからといって調理師とか料理人とかになりたいか、と言われるとそうでもない。なんというか、料理を作るだけの「作業をする人」になりたくないのだ。クリエイティブな、マネタイズの出来る、自由な発想で料理に向かいたい。そして料理をただするのではなくて、ちゃんと生活の一部としての料理。そういうものを追求していきたいように思っている。

身の丈にあった挑戦、ださいけどそれは現代の知恵だと思う

一気呵成に会社をやめて料理の道に突き進む方法もあるだろう。でもまだ20代としては、仕事の意味でも他の趣味嗜好の意味でも、自分のすそ野を広げていたいと思う。

そう思ったとき、金銭的にも組織規模的にも、今の大企業社員の身分を失うのはそれなりに惜しい。本当にださいと思う。私だって、ホリエモンになりたかったし、学生起業家になりたかった。全力で一つのもとに傾注出来る格好いい人になりたかった。本当にださくて時々死にたくなる。

けどもう格好いい人にただなることを目的にするのをやめようと思う。別に自分が幸せになりたいだけなのだ。他の人のことなどどうでもいい。自分の選んだ人が幸せであればそれでいいんだと思う。そのために戦略的に動くことの何が悪いのだ。

と、開き直って、でもただただ仕事して人生終わりたくない。そのうちAIに私の仕事の９割は奪われる。どうぞ奪ってくれ。だけど奪われたとき何もすることのない、出来ることのない人になりたくないから。大都会東京で少しずつ工夫を凝らしていこうと思っている。

やること①：ネットスーパー導入

というわけでお前は何をするんだっていう話である。反省だけならサルでも出来る。

上でつらつら言った割にはとってもちんまりしている。が、しかし私には大きい一歩である。頑張っていこうと思う。

ネットスーパーを導入する。強制的に料理をせざるを得ない環境に身を置く。しかも野菜、肉など、なるべくランダムに送ってもらえるように注文してみることで、いろんな食材・味に挑戦していこうと思う。

たった今届いた、パルシステムの有機野菜おためしセット。宝石箱みたい。同居人はナスが苦手かつ今日は飲み会なので早速これから私の夕飯になる。

やること②：19時までには会社を出る

せっかくリモートアクセスできるiPadを支給されているのだ。帰りながら出来ることを帰りながらやれば30分は短縮される。行きしなも同様だ。一日1時間短くしていけば、絶対に19時には会社を出られる。生産性を上げて自分の時間をしっかり確保し、外食の日以外は必ず家で料理をするようにする。

やること③：一応資格勉強

資格勉強というものが大嫌いな私である。が、自分がどこまで出来るようになったかくらいわかっておきたいような気もする。あくまでそれを目的に、勉強したことを家で生かしながら、ちょっとずつ勉強していこうと思っている。

そんなこんなで段々と始めようと思っている。

私はナスを調理するので失礼する。