総合職女子よ、これでええんや!

総合職女が、自分の納得できる夢を掴むまでのライフハック・活動ブログ。大企業・(今は)東京勤務。

授かり婚=無計画の正当化? 総合職女子はみんなピル使おうぜって話

授かり婚」とか基本的に女の事故(自己)正当化やろ

昨今の風潮に喧嘩を売るようであるが私の意見は授かり婚とか女の事故(自己)正当化」やろの一言に尽きる。

子供を産むこと自体の捉え方がいろいろあるよね、という話は先述したが、

「子供を産むこと=いいこと」だからといって「計画的でなくてもよい」って話には100%ならないというのが個人的な意見である。

悪いけど、自分のライフプランにおけるリスクヘッジが出来ていないとしか言いようがないと思うのだが、いかがだろうか。

今回は、人生における最大のリスク回避のために、2017年になってもまだ利用者の少ないピルユーザとして利用を勧めたい次第である。

 

日本で子供を産む気なら流石に結婚したほうがよくない?

前提として、ここがフランスなら私もそんなことは言わない。

個人主義が発達した国では、「他人同士が家族になる結婚」と「他人同士が子供を作り育てること」が別物だと考えられて、それぞれに対してそれなりの制度がある。

親も子供も不幸にならない、セーフティネットも社会からの認識もあるからだ。

日本は家族になることと子供を作ることは渾然一体だ。別にこれに異議を唱えるのは勝手だし私もあまり好きではないが、子供に対する利益が少ない状況になると、親が理解した上で子供作る考え方が私には理解出来ない。

稀な例もあるだろう。お互い自立したカップルだが、結婚してしまうと片方の家族のトラブルに巻き込まれてしまい(片方の家が反社会的なことをしているとか、財産争いに巻き込まれるとか?)多大な不利益が生ずる。けど絶対にお互い子供は欲しいし守り抜く自信がある、みたいなドラマみたいな例。それくらいしか思い浮かばないのだが。

 

 

なぜ女は「授かり婚」と美化するか?

だいたい「授かり婚」ってなんや。授かってへんやろ、作ったんやろ。

あまりに無計画が美化されすぎている気がする。

そもそも「出来ちゃった婚」や「授かり婚」という言葉が生まれてきたのもいつの話だっただろうか。「授かり婚」は検索すると2011年くらいからそんな単語自体はあったようなので、「出来ちゃった婚」はもっと前だろう。

おそらく美化される理由は、

・他人に説明する上で体裁がいいから

「え、生まれてくる子供のことを悪く言ったりしないよね?」という面の皮の厚さ

である。まったく生まれてくる子供も、都合のいい大人のせいで、いい迷惑である。

 

うっかり作っても終わり、堕ろしても終わり

先述した話であるが、子供はうっかり作った段階で、自分の人生における資源配分が大きく変わることを意味する。それを自分でコントロール出来なかった段階で女の負けだと個人的には思う。強制的に次世代へ投資価値が移行、次世代を育てる存在に格下げである。

じゃあ堕ろせばいい、と声高に言いにくいが意見としてはあるだろう。まあもっともである。生まれてから地獄を見るくらいならいっそ親の責任で、という発想は一理あると思う。考えなしはさておき、考えてやった人は勇気のある人だろう。

だが、まず自分の人生として考えたときにどうなのか。自分の無計画・身勝手のせいで、自分と関係のない生命を終了させた自分の至らなさを、たぶん私だったら一生責めるし許せない気がする。

それに、仮にその3年後、5年後に子供がほしくなったその時、あの時堕ろした子供と今欲しい子供は一体なにが違うのか...?という答えに一つも答えを出せる気がしない。そう思った瞬間、子供は作れなくなってしまうだろう。

そうした時になにが待っているか。うっかり作っても堕ろしても、結果的に自分の人生の選択肢を自ら強制的に狭めることになるのだ。

そんな思いをしながら生きていくために、社会に出てきたわけでも、恋をしているわけでも、東京を歩いているわけでもない。

 

それなりに社会の中で生きていく気がある女は全員ピル使ったほうがいい

日本はコンドームが普及した良い国である。

しかし、女が用意するのが気恥ずかしいからか、なんとなく男性が買うもの、みたいな風潮は2017年の20代女子にもある気がする。

女子会でも「こないだ会った男の人がゴムもってなくてー」「彼氏がゴム嫌いでー」

というのは女子会のよくあるひどく楽しい話題の一つだ。 

しかし自分のキャリアプランを決めるのも、リスク管理をするのも自分である。他人に任せてよい問題ではない。

それをその場の恥ずかしいとかなんとかでスルーするのは馬鹿のやることだし、大体ゴムも人為的な避妊方法だ。うっかり外れたとか製品不良とかで、子供をなかったことにすることもできなければメーカーを訴えることも出来ないだろう。

 

個人的にはピルの利用をおすすめする。

お金はかかるし、3か月に1回は病院で処方箋をもらわなければならないので面倒だが、自分の生活習慣だけでほぼ100%うっかり子供を作るリスクを減らすことが出来る感染症とかは別の話なのでしっかりゴムは使っていただきたい)。

おまけであるが、3か月に1回は婦人科に行っているお陰で、子宮頸がん検査および乳がん検査は私はばっちりである。副次効果であるがおすすめしたい。

 

2016年現在、ピル普及率は日本では1%にも上っていないそうだ。欧米が軒並み30~40%代であることと比べるとあまりに低い。

昔副作用があった、ゴムに比べると処方箋が必要なので手に入れるハードルが高い、親世代からの偏見など理由はあるだろうが、自分の人生のリスクコントロール以上の理由は思い当たらない。ぜひ自信をもっておすすめしたい。